病院で肝臓がんの検査を受ける|早期発見が最も重要な病気

女医

広く活用されている検査法

診察

原理

免疫沈降は抗原抗体反応を利用した検査法のひとつです。抗原抗体反応はからだのなかで起きている反応で、非自己の物質を異物とみなすと抗体が産生されます。この異物が抗原で抗体と反応することでからだを守ってくれています。免疫反応ともいわれます。アレルギーはこの反応が関係しており、からだにとってマイナスになってしまいます。免疫沈降はこのからだで起きている反応をからだの外で試験管内で行うことです。抗原抗体反応の特徴は特異性が非常に高く鋭敏な反応をすることです。可溶性の抗原とそれに対する抗体を反応させると、次々と結合し不溶性のかたまりとなり沈澱します。抗原となるものはたんぱく質、多糖体、脂質です。免疫沈降により得られたものを分析することで診断などに役立てられます。

検査法への応用

免疫沈降を利用してさらに様々な検査が行われます。免疫電気泳動もそのひとつです。この方法はゲル内での沈降反応を見る検査法です。ゲルは板状の寒天でここで抗原と抗体を拡散させると抗原抗体反応による沈降線ができます。たとえば血清中のたんぱく質を抗原とし、これに対する抗体(抗血清)を反応させます。免疫電気泳動ではこれにプラスして、免疫沈降を行う前に電気泳動を行います。血清中のたんぱく質は種類によって電荷が違う為に、電気を流すことでゲル内で種類別に分離する事ができます。このように電気泳動してから沈降線を生じさせます。この沈降線は病気になり特定のたんぱく質が増えたり減ったりすることで、正常な状態と比べると形が変わったりします。